前回は、「寝かしつけ・生活リズムを整える家電」に含まれる家電の全体像を整理しました。
今回は、その中でも代表的な家電であるホワイトノイズマシン(サウンドマシン)について、種類や選び方を掘り下げていきます。
1. ホワイトノイズマシンとは、どんな家電か
ホワイトノイズマシンは、一定の音を流し続けることで、周囲の生活音や物音を目立ちにくくし、寝かしつけをサポートするとされる家電です。
「ホワイトノイズ」とは、さまざまな周波数の音が均等に混ざった雑音のことで、換気扇やドライヤーの音に近いとされています。
胎内で聞こえていた音に近いとも言われていますが、これは一般的に語られている説であり、効果を科学的に保証するものではない点には注意が必要です。
2. 音の種類とバリエーション
製品によって収録されている音の種類はさまざまです。
ホワイトノイズ系
換気扇やテレビの砂嵐音に近いとされる音です。
自然音系
雨音、波音、川のせせらぎなどが収録されているタイプです。
胎内音系
子宮内で聞こえていた音を模したとされる音です。
子守唄・オルゴール音系
メロディのある落ち着いた音のタイプです。
どの音が合うかは赤ちゃんによって個人差が大きいと言われており、実際に試してみないと分からない部分も多いようです。
複数の音を切り替えられるタイプを選んでおくと、家庭に合う音を探しやすくなります。
参考までに、複数の音を収録した代表的なホワイトノイズマシンを紹介します。
価格や在庫状況は変動するため、購入時に最新の情報をご確認ください。
| 音の種類 | 特徴 |
|---|---|
| ホワイトノイズ系 | 換気扇やテレビの砂嵐音に近いとされる音 |
| 自然音系 | 雨音、波音、川のせせらぎなど |
| 胎内音系 | 子宮内で聞こえていた音を模した音 |
| 子守唄・オルゴール音系 | メロディのある落ち着いた音 |
3. 音量調整・タイマー機能の重要性
ホワイトノイズマシンを選ぶ際には、音の種類だけでなく、音量調整の細かさやタイマー機能の有無も比較ポイントになります。

音量調整
小刻みに調整できるタイプほど、寝室の広さや赤ちゃんの反応に合わせやすいとされています。
タイマー機能
入眠後に自動で音量を下げたり、一定時間で停止したりする機能がついている製品もあります。
音量の目安について
音量については、目安となる数値を紹介している例もあります。
海外の乳幼児の睡眠環境に関する研究では、ホワイトノイズマシンの音量は50デシベル以下、赤ちゃんの寝床から2メートル以上離して設置することが望ましいという指摘が紹介されることがあります。
国内メーカーの取扱説明書でも、就寝環境での目安として40〜60デシベル程度(換気扇の音や静かな会話程度)の音量設定を推奨しているケースが多いようです。
ただし赤ちゃんの聴覚の感じ方には個人差があり、こうした数値はあくまで一般的な目安であるため、最終的には製品の取扱説明書やメーカーの案内を確認することが基本とされています。
4. 据え置き型・携帯型の違い
ホワイトノイズマシンには、自宅の寝室に据え置くタイプと、外出先にも持ち運べる携帯型のタイプがあります。
据え置き型はスピーカーが大きく、音質や機能が充実している製品が多いとされる一方、携帯型は電池駆動やUSB充電に対応し、旅行や帰省、車内でも使いやすいという特徴があります。
自宅用と外出用で使い分けたい家庭では、両方を検討する場合もあるようです。
参考までに、コードレスで持ち運びやすい携帯型のホワイトノイズマシンを紹介します。
価格や在庫状況は変動するため、購入時に最新の情報をご確認ください。
5. 中古・レンタルという選択肢
ホワイトノイズマシンは、使用期間が限定的になりやすい家電の一つです。
第1章の1-03で触れたとおり、使用期間が短い家電は、新品購入以外の選択肢(レンタル・中古)も検討の余地があります。
中古で検討する場合は、スピーカー部分の劣化や音割れの有無、充電池の消耗具合を確認しておくと安心です。
レンタルサービスを利用する場合は、消毒方法や送料、破損時の負担といった点も比較しておくとよいでしょう。
6. 使用時の一般的な注意点
ホワイトノイズマシンを使ううえでは、いくつか気に留めておきたい点があります。
・本体は赤ちゃんの手が届かない位置、かつコードが顔や首に触れない場所に置くことが基本とされています。
・音量や使用時間の目安は製品によって異なるため、取扱説明書に記載された推奨設定を確認することが勧められています。
・毎晩長時間使い続けることについて不安がある場合は、自己判断だけで続けるのではなく、かかりつけ医や自治体の保健師に相談することも選択肢の一つです。
7. 選ぶときに比較したいポイント
ホワイトノイズマシンを比較する際は、次のような点を確認しておくと選びやすくなります。
・収録されている音の種類と、切り替えのしやすさ
・音量調整の細かさとタイマー・自動オフ機能の有無
・据え置き型か携帯型か、電源方式(コンセント/電池/充電式)
・本体サイズと、寝室に置く場所の確保しやすさ
これらは製品ごとに差が大きい部分なので、購入前にメーカーサイトの仕様表を確認しておくことが勧められています。

音量・使用時間の目安など、育児家電を導入したあとによく聞かれる質問は、育児家電を導入したあとによくある質問まとめでQ&A形式にまとめています。


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